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子どもたちへ 本を届けよう

西日本から 子どもたちへ本を届けよう ネットワーク

朝の読書 2月の巻

今年は閏年。一日得したはずなんですが、2月中〆の仕事が重なって、ばたばた、ばたばた
書きたいなと思うことはあっても、なかなか記事が書けませんでした。

その2月。小学校の朝の読書に、ピンチヒッターも含めて、三回行きました。ふだんは多くても月1~2回なので、なんだか、ちょっと、がんばったかも?

6年生は、図書ボラによる読み聞かせが今回で最後。
担当したメンバーは、みなさん、大切なメッセージを伝えたいと、本選びに力が入ったようでした。

わたしはといえば、迷うことなく、アイヌの昔話「クナウとヒバリ」おはなしのろうそく 20、東京子ども図書館)を。

大好きなのですが、この時期にしか語れないおはなしなので、高学年の担当があたったら必ず語ることにしています。(朝読を担当して一番うれしいのは1月、2月かも?!)

雪にうずもれる北海道の広い大地、高く澄んだ空、雪の中にぽってりと花を咲かせる福寿草、春をまちこがれる季節にぴったりのお話です。

おはなしを覚える前に、たいていテキストに手を入れて、自分にしっくりくる言葉に直したり、構成を整えたりしますが、「クナウとヒバリ」だけは、本当にすばらしい再話で、そのまま覚えて語って、これまで一度も失敗したことがありません。一度覚えると、絶対に裏切られることのない、頼りになるお話です。

いつも、お話に合わせて、絵本を紹介します。時間があれば導入に「はるにれ」を。
はるにれ (日本傑作絵本シリーズ)はるにれ (日本傑作絵本シリーズ)
(1981/11/10)
姉崎 一馬

商品詳細を見る

…… 言葉はいりません。

アイヌ ネノアン アイヌ (たくさんのふしぎ傑作集)アイヌ ネノアン アイヌ (たくさんのふしぎ傑作集)
(1992/10/01)
萱野 茂

商品詳細を見る

この本には、福寿草にまつわるとても美しい言葉が出てきます。アイヌの人たちが福寿草に寄せる思いの深さを感じます。ニレの木で織る黄金色の衣装(靭皮衣、アトゥシ)について紹介するのにもぴったりです。

より深く北海道の自然を知り、感じるには……。松岡達英さんの絵は正確で、美しいですね。
カムイの森 (科学絵本)カムイの森 (科学絵本)
(1999/12)
村田 真一

商品詳細を見る


そして、今回、図書館で発見したのがこちら。
ぼくはクロテン (子どもたのしいかがく)(富士本寿彦 文・写真 大日本図書)
福寿草の花にかこまれたクロテン、おはなしそのままの情景を見つけた時は、あぁ、これだ!と思わず声が出そうになりました。これなら、低学年でも、すっと共感してくれそう。
手に入れておきたいと思ったら、どうも品切れのよう……残念。


4年生では、ここのところ、自分のものにしたくて、機会があれば語りたいおはなし「リトル・エイト・ジョン」を。
気分を盛り上げるために、おはなしのろうそくを灯して語りました。4年生、大喜び。
「リトル・エイト・ジョン」はこちらに収録されています。
人間だって空を飛べる―アメリカ黒人民話集 (福音館文庫 昔話)人間だって空を飛べる―アメリカ黒人民話集 (福音館文庫 昔話)
(2002/06/20)
ヴァージニア ハミルトン

商品詳細を見る


そして気分を変えるために、「ウィリーのそりのものがたり」をテンポよく。
ウィリーのそりのものがたりウィリーのそりのものがたり
(1996/02)
ダニイル ハルムス

商品詳細を見る



1年生
今日は、今年最後の朝読になりました。
いつも高学年を担当することが多いので、久々の1年生はなんだか新鮮です。

今年はよく雪が降りましたね。東北、北陸、山陰地方では、さすがにうんざりという方々も多いと思いますが……。

ロシアの画家マイ・ミトゥーリチの原案にもとづいて、三木卓が文章を書いた本です。
どこまでも品よく清々しいマイ・ミトゥーリチの絵。とにかくこの絵を眺めてほしい。

雪原での動物たちの営みを切り取っただけの、なんてことのない絵本なのですが……。

……たくさん雪が降りましたね。世界には雪が降らないくにもあります。
みなさんは幸せですね。動物たちも幸せですね。

……という結びに、なんだか、理屈ぬきに、うなずかされてしまいます。この説得力はなんでしょう。

ゆきがやんだあとで… (世界傑作絵本シリーズ)ゆきがやんだあとで… (世界傑作絵本シリーズ)
(2006/01/20)
三木 卓

商品詳細を見る


ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
(1990/01/31)
長 新太

商品詳細を見る

少し時間がありそうだったので、用意しました。これを読み聞かせすると、必ず、そのあと、無意味に口ずさんでしまうわたしがいます。

ぼくらは ぼくらは きのめだよ はるになると ……
パッパッパッパッ ……

春が待ち遠しいですね。

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読書会のお知らせ

4月14日(土)
午後7時から
大阪樟蔭女子大学関屋キャンパスにて

読んでくる本 メグ・ローゾフ 『わたしは生きていける』(理論社)
How I Live Now, Meg Rosoff.

 担当 神村

久々にヤング・アダルトです。英語圏児童文学読書会でで読んだ本をご紹介(ちょっとずるっこですけど……)。色々な賞をとっていますし、映画化もされたので、読んでおいて損はない作品だと思います。感想きかせてくださいね。

わたしは生きていけるわたしは生きていける
(2005/04)
メグ ローゾフ

商品詳細を見る


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地球の楽好からのおたより

昨年、ネットワークより本をお送りしたNPO法人地球の楽好(宮城県仙台市)より「新年のご挨拶とご支援の御礼」のおはがきをちょうだいしました。

絵本バスを二台運行、絵本ひろばの開設も進めておられるとのこと。
わたしたちがお送りした本も、あちらで子どもたちに読んでもらっているかなと思うと、この寒さの中でも、心があたたまりました。

昨年秋に事務所の移転をされて、しばらく大変だったようで、その後どうされているか気になっていました。落ち着いて、活動されているのかなとほっとしました。
はがき一つ出すにといっても、大変なことだと思います。ありがとうございます。

皆様がお元気で過ごされますように。そして、あせらず、くじけず活動を続けられますように。
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香芝第九!

ブログの趣旨とはあまり関係がありませんが……。

香芝市市制20周年記念事業
香芝第九演奏会

香芝市中央公民館モナミホール
3月18日 午後2時開演

※入場無料
(市役所、ふたかみ文化センター、中央公民館にて、2月20日より、整理券の配布がはじまります。)

http://kashiba-dai9.com/

指揮 ヤニック・パジェ

大阪教育大学教養学科芸術専攻コースオーケストラ
小林慶子(ソプラノ)、佐々木裕子(アルト)、越野保宏(テノール)、菊田隼平(バリトン)

プログラム
交響曲第九番「合唱付き」より第四楽章 ベートーヴェン
交響曲第五番ホ短調 チャイコフスキー
ほか…

テノールの越野先生が合唱を指導して下さっています。最初は、こんなんで大丈夫なの?という感じでしたが、パワフルな越野先生と、パジェ先生の繊細で情熱的な指揮にのせられて、だんだん、それらしい雰囲気にはなってきたような気が……。

関連記事→はるかか彼方からの光

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図書まちネット会報に掲載されました。

東北の子どもたちに本を届ける活動について、図書館とまちづくり・奈良県・ネットワーク(としょまちネット)の会報に寄稿しました。2012年1月20日発行のNo。89に掲載されています。

紙面をご覧になりたい方は、こちら→図書館とまちづくり 会報89号p1巻頭言1月21日版

以下に記事を転載します。(改行をふやして読みやすくしました。)

         「西日本から 子どもたちへ本を届けよう」活動を通して

大震災のニュースを見て、すぐに、子どもたちに本を届けなければと思いたち、「基盤を作ってくれれば、絶対やるから」という先達の声に背中を押されて、「本を届けようネットワーク」をスタートした。

各地の文庫や読書ボランティアなどがゆるくつながり、各所で集めた本を一斉に現地へ送るという形をつくったのは、何らかの支援をしたいという各人の思いを大切に、なるべく負担を少なくし、小さな力を集めて届けたい、また、届ける本の質をできるだけ担保したいと考えたからである。

              *  *  *  *  *  *

「地方」、「原発ムラ」で生じた災害は、「裏日本」を渡り歩いてきた私にとって、決して他人事ではなかった。中央、大都市、商業資本などを介さずに、地域の小さな活動を東北と直接つなげられないだろうか。
そのような思いで、「西日本から」と掲げることにした。

誇大広告かと思われた「西日本から」は、島根県松江市、大阪府枚方市、兵庫県篠山市、京都府福知山市など、各地のグループが参加して下さり、実現をみた。

奈良県では、葛城市新庄図書館が参加して下さったおかげで、県内各地から反響があり、たくさんの方々の本と思いをお預かりして、東北へ届けることができた。感謝に堪えない。
 
              *  *  *  *  *  *

2011年12月末までに、宮城県仙台市のNPO、幼稚園、岩手県大船渡市の小学校や大槌町の図書館などに、全体で、約7000冊の本をお送りした。

6月には、仙台の現地NPOを訪問した。津波に襲われた地には、言語を絶する光景が広がっていた。
あのような現実に直面してこそ、沈黙の中に言葉を紡ぎ出す努力が必要とされるだろう。
私達にできることはあまりに少ない。一人ひとりの心の内側から言葉が生まれてくるときを待つしかない。

私達は待っている、そのことを伝え続けることができたら、と思う。

関連記事

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子どもたちへ 本を届けよう 子どもたちへ 本を届けよう 2012年02月

子どもたちへ 本を届けよう

西日本から 子どもたちへ本を届けよう ネットワーク

朝の読書 2月の巻

今年は閏年。一日得したはずなんですが、2月中〆の仕事が重なって、ばたばた、ばたばた
書きたいなと思うことはあっても、なかなか記事が書けませんでした。

その2月。小学校の朝の読書に、ピンチヒッターも含めて、三回行きました。ふだんは多くても月1~2回なので、なんだか、ちょっと、がんばったかも?

6年生は、図書ボラによる読み聞かせが今回で最後。
担当したメンバーは、みなさん、大切なメッセージを伝えたいと、本選びに力が入ったようでした。

わたしはといえば、迷うことなく、アイヌの昔話「クナウとヒバリ」おはなしのろうそく 20、東京子ども図書館)を。

大好きなのですが、この時期にしか語れないおはなしなので、高学年の担当があたったら必ず語ることにしています。(朝読を担当して一番うれしいのは1月、2月かも?!)

雪にうずもれる北海道の広い大地、高く澄んだ空、雪の中にぽってりと花を咲かせる福寿草、春をまちこがれる季節にぴったりのお話です。

おはなしを覚える前に、たいていテキストに手を入れて、自分にしっくりくる言葉に直したり、構成を整えたりしますが、「クナウとヒバリ」だけは、本当にすばらしい再話で、そのまま覚えて語って、これまで一度も失敗したことがありません。一度覚えると、絶対に裏切られることのない、頼りになるお話です。

いつも、お話に合わせて、絵本を紹介します。時間があれば導入に「はるにれ」を。
はるにれ (日本傑作絵本シリーズ)はるにれ (日本傑作絵本シリーズ)
(1981/11/10)
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…… 言葉はいりません。

アイヌ ネノアン アイヌ (たくさんのふしぎ傑作集)アイヌ ネノアン アイヌ (たくさんのふしぎ傑作集)
(1992/10/01)
萱野 茂

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この本には、福寿草にまつわるとても美しい言葉が出てきます。アイヌの人たちが福寿草に寄せる思いの深さを感じます。ニレの木で織る黄金色の衣装(靭皮衣、アトゥシ)について紹介するのにもぴったりです。

より深く北海道の自然を知り、感じるには……。松岡達英さんの絵は正確で、美しいですね。
カムイの森 (科学絵本)カムイの森 (科学絵本)
(1999/12)
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そして、今回、図書館で発見したのがこちら。
ぼくはクロテン (子どもたのしいかがく)(富士本寿彦 文・写真 大日本図書)
福寿草の花にかこまれたクロテン、おはなしそのままの情景を見つけた時は、あぁ、これだ!と思わず声が出そうになりました。これなら、低学年でも、すっと共感してくれそう。
手に入れておきたいと思ったら、どうも品切れのよう……残念。


4年生では、ここのところ、自分のものにしたくて、機会があれば語りたいおはなし「リトル・エイト・ジョン」を。
気分を盛り上げるために、おはなしのろうそくを灯して語りました。4年生、大喜び。
「リトル・エイト・ジョン」はこちらに収録されています。
人間だって空を飛べる―アメリカ黒人民話集 (福音館文庫 昔話)人間だって空を飛べる―アメリカ黒人民話集 (福音館文庫 昔話)
(2002/06/20)
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そして気分を変えるために、「ウィリーのそりのものがたり」をテンポよく。
ウィリーのそりのものがたりウィリーのそりのものがたり
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1年生
今日は、今年最後の朝読になりました。
いつも高学年を担当することが多いので、久々の1年生はなんだか新鮮です。

今年はよく雪が降りましたね。東北、北陸、山陰地方では、さすがにうんざりという方々も多いと思いますが……。

ロシアの画家マイ・ミトゥーリチの原案にもとづいて、三木卓が文章を書いた本です。
どこまでも品よく清々しいマイ・ミトゥーリチの絵。とにかくこの絵を眺めてほしい。

雪原での動物たちの営みを切り取っただけの、なんてことのない絵本なのですが……。

……たくさん雪が降りましたね。世界には雪が降らないくにもあります。
みなさんは幸せですね。動物たちも幸せですね。

……という結びに、なんだか、理屈ぬきに、うなずかされてしまいます。この説得力はなんでしょう。

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(1990/01/31)
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少し時間がありそうだったので、用意しました。これを読み聞かせすると、必ず、そのあと、無意味に口ずさんでしまうわたしがいます。

ぼくらは ぼくらは きのめだよ はるになると ……
パッパッパッパッ ……

春が待ち遠しいですね。

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読書会のお知らせ

4月14日(土)
午後7時から
大阪樟蔭女子大学関屋キャンパスにて

読んでくる本 メグ・ローゾフ 『わたしは生きていける』(理論社)
How I Live Now, Meg Rosoff.

 担当 神村

久々にヤング・アダルトです。英語圏児童文学読書会でで読んだ本をご紹介(ちょっとずるっこですけど……)。色々な賞をとっていますし、映画化もされたので、読んでおいて損はない作品だと思います。感想きかせてくださいね。

わたしは生きていけるわたしは生きていける
(2005/04)
メグ ローゾフ

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地球の楽好からのおたより

昨年、ネットワークより本をお送りしたNPO法人地球の楽好(宮城県仙台市)より「新年のご挨拶とご支援の御礼」のおはがきをちょうだいしました。

絵本バスを二台運行、絵本ひろばの開設も進めておられるとのこと。
わたしたちがお送りした本も、あちらで子どもたちに読んでもらっているかなと思うと、この寒さの中でも、心があたたまりました。

昨年秋に事務所の移転をされて、しばらく大変だったようで、その後どうされているか気になっていました。落ち着いて、活動されているのかなとほっとしました。
はがき一つ出すにといっても、大変なことだと思います。ありがとうございます。

皆様がお元気で過ごされますように。そして、あせらず、くじけず活動を続けられますように。
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香芝第九!

ブログの趣旨とはあまり関係がありませんが……。

香芝市市制20周年記念事業
香芝第九演奏会

香芝市中央公民館モナミホール
3月18日 午後2時開演

※入場無料
(市役所、ふたかみ文化センター、中央公民館にて、2月20日より、整理券の配布がはじまります。)

http://kashiba-dai9.com/

指揮 ヤニック・パジェ

大阪教育大学教養学科芸術専攻コースオーケストラ
小林慶子(ソプラノ)、佐々木裕子(アルト)、越野保宏(テノール)、菊田隼平(バリトン)

プログラム
交響曲第九番「合唱付き」より第四楽章 ベートーヴェン
交響曲第五番ホ短調 チャイコフスキー
ほか…

テノールの越野先生が合唱を指導して下さっています。最初は、こんなんで大丈夫なの?という感じでしたが、パワフルな越野先生と、パジェ先生の繊細で情熱的な指揮にのせられて、だんだん、それらしい雰囲気にはなってきたような気が……。

関連記事→はるかか彼方からの光

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図書まちネット会報に掲載されました。

東北の子どもたちに本を届ける活動について、図書館とまちづくり・奈良県・ネットワーク(としょまちネット)の会報に寄稿しました。2012年1月20日発行のNo。89に掲載されています。

紙面をご覧になりたい方は、こちら→図書館とまちづくり 会報89号p1巻頭言1月21日版

以下に記事を転載します。(改行をふやして読みやすくしました。)

         「西日本から 子どもたちへ本を届けよう」活動を通して

大震災のニュースを見て、すぐに、子どもたちに本を届けなければと思いたち、「基盤を作ってくれれば、絶対やるから」という先達の声に背中を押されて、「本を届けようネットワーク」をスタートした。

各地の文庫や読書ボランティアなどがゆるくつながり、各所で集めた本を一斉に現地へ送るという形をつくったのは、何らかの支援をしたいという各人の思いを大切に、なるべく負担を少なくし、小さな力を集めて届けたい、また、届ける本の質をできるだけ担保したいと考えたからである。

              *  *  *  *  *  *

「地方」、「原発ムラ」で生じた災害は、「裏日本」を渡り歩いてきた私にとって、決して他人事ではなかった。中央、大都市、商業資本などを介さずに、地域の小さな活動を東北と直接つなげられないだろうか。
そのような思いで、「西日本から」と掲げることにした。

誇大広告かと思われた「西日本から」は、島根県松江市、大阪府枚方市、兵庫県篠山市、京都府福知山市など、各地のグループが参加して下さり、実現をみた。

奈良県では、葛城市新庄図書館が参加して下さったおかげで、県内各地から反響があり、たくさんの方々の本と思いをお預かりして、東北へ届けることができた。感謝に堪えない。
 
              *  *  *  *  *  *

2011年12月末までに、宮城県仙台市のNPO、幼稚園、岩手県大船渡市の小学校や大槌町の図書館などに、全体で、約7000冊の本をお送りした。

6月には、仙台の現地NPOを訪問した。津波に襲われた地には、言語を絶する光景が広がっていた。
あのような現実に直面してこそ、沈黙の中に言葉を紡ぎ出す努力が必要とされるだろう。
私達にできることはあまりに少ない。一人ひとりの心の内側から言葉が生まれてくるときを待つしかない。

私達は待っている、そのことを伝え続けることができたら、と思う。

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