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子どもたちへ 本を届けよう

西日本から 子どもたちへ本を届けよう ネットワーク

えほん展いろいろ

またまた、楽しいお知らせをいただきましたので、ご紹介します!

えほん展いろいろ

平成25年
11月21日(木)~25日(月)
入場無料

おもしろくて楽しくて
元気になる
絵本がいっぱい

お気に入りの絵本がどれだけみつかるかな?


1,000冊以上の絵本をすべて表紙をみせて展示します。
ご家族で、お友達と、お誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください。

チラシPDF版 表
チラシPDF版 ウラ



大阪市子育ていろいろ相談センター
〒530-0041
大阪府大阪市北区天神橋6丁目4番20号
TEL06-6354-0106
ホームページ 大阪子育ていろいろ相談センター http://www.osaka-kosodate.net


わたしも期間中に足を運びたい……と思い続けて、早や……、ちと、大げさに過ぎました(笑)。
なかなか行けなくて、残念です。今年はどうなるでしょうか……。

関連して、村中李衣さんのご講演『絵本がいてくれるから~子どもとものがたりの不思議な関係~』も11月10日に開催されますが、こちらは、申し込みが締め切られたようです。

あら~、残念……と思った方は、奈良県香芝市で12月に開催される講座がありますので、要チェック!!!です。



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11月の読書会のお知らせ

月一回、ゆるりと本を読みあい、感想を話し合う読書会をひらいています。

そういえば、しばらくご案内をしていなかった……と気づいて、これまでの報告と、11月のご案内を……。

8月はおやすみ……。
9月は、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産登録にむけて動き出し、また、竹内街道・横大道(難波から飛鳥へ日本最古の官道)1400年にちなんだイベントなどもあることから、日本の古代の歴史について学ぶ第一弾でした。

図書館でも、関連の行事を……、なかでも子どもにも分かり楽しめる講座も……ということで、勉強を重ねて企画中の司書さんから、様々な資料の提供があり、楽しく、学ぶことができました。

地域のお宝を子どもに伝える、すなわち文化の伝承。
図書館は、文化を蓄積し、伝承する最も重要で身近な施設だと思います。地域の図書館は必ず郷土資料を多数所蔵しています。でも、子ども向けとなると……?
なかなか難しいのが実情ではないでしょうか。

ということで、子どもを意識して資料を見直し、子どもに供するという視点で資料を整理し直す機会は、必要ですよね。

実際に、どのようなイベント、講座に結実するのか、楽しみです。

そして、わたしたちも、もっともっと、歴史を知りたいなと感じました。

10月は、昔話とメディアについて考えるというテーマでした。
様々なおはなしの本、絵本の本を持ち寄り、同じお話を題材にした複数の絵本を見て、それぞれの違いを楽しみ、子どもに提供するなら、どれがいいとか、自分はどれが好きとか、楽しみながら、意見の交換をしました。
知らなかった絵本とも出会えたし、比較対象する材料、ものさしを持つための、よい頭の体操になりました。

やはり、素材を、対象を、たくさん知る、より深く知るということがまず第一ですね。

で、11月は、第二弾!!です。

今度は、古墳や竹之内街道などの関連で、日本の古代の時代を扱った児童文学を読んでみよう!

ということで、まぁ、なんでもよいのですが、個人的には、土地柄、荻原規子の『白鳥異伝』ははずせないかな……、とか、上橋菜穂子の『月の森にカミよ眠れ』はやっぱり読まないと、とか、久々に『月神の統べる森で』などを読み返してみようかな、などと、あれこれ、考えています。

この時期は、少々、忙しくて……。
なかなか読めないかもしれませんが、読書の秋、読書意欲をかなり刺激されるテーマではあります。楽しみ。



白鳥異伝白鳥異伝
(1996/07)
荻原 規子

商品詳細を見る


月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)
(2000/10)
上橋 菜穂子

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月神の統べる森で月神の統べる森で
(1998/12/16)
たつみや 章

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小学校のお話会で・・・ろうそくは誰が消す?

先日、小学校を訪れて、2年生のクラスでお話会をしました。

そのときのプログラムや子どもたちの様子はこちらの記事で。
関連記事→お話ローソクの会、小学校へ

ところで、おはなし会では、ろうそくを使うことが多いですよね。

ろうそくに灯がともると、ここはおはなしの部屋になりますといって、ろうそくに火をともし・・・・・・。
最後に、お願いごとをして、ろうそくの火を消しておしまいとなるわけですが・・・・・・。

みなさん、ろうそくを消す子をどうやって決めていますか?

小さい子が多ければ、語り手が消すこともありますが、子どもたちに消してもらう場合は、お誕生日やお誕生月とか、消したい子に手をあげてもらって・・・、とか、小さい子優先とか・・・・・・。
たぶん、そんなところが多いかな?
わたしも、その都度、色々考え、その場の流れに合わせて、これまでは大過なくやってきました。

ところが、先日は、元気がよくて、わいわいとうるさい(笑)クラス(ほめてますよ、念のため)だったので、案の定、これから、ろうそくを・・・・・・と言いかけたところで、われもわれもと手がたくさんあがってしまいました。

元気なのはいいけど、聞く姿勢、待つ姿勢、考える姿勢ももう少しあるといいのにね(笑)。
こういうところで、日々の教室の雰囲気とか、先生との関係とかが、見えるから、面白いんですよね。

わいわい言いだした子どもたちのなかで、一人の子がじゃんけんで決めたらと言ってくれました。
ちょっと人数多すぎるかなと思ったので、子どもの発言を受けて、みんなにじゃんけんで決めようかと提案。
わたしⅤS消したい子ども全員でじゃんけんをしました。

ところが、途中で負けちゃった女の子が一人、ふくれっつらになったかと思うと、涙目になって、不服だ、納得がいかないとアピールしはじめちゃったのです。

これまでも、様々な年齢の子どもと一緒にろうそくの点火、消火を楽しんできたのですが、ここまで、怒ったり、泣いたりした子は初めてでした。
でも、心を鬼にして、その子を特別扱いすることはせず、そのまま進めていきました。
ただし、その子にはちゃんと理解してほしかったので、そのあとは、その子の目をしっかり見て、話をしました。

最後には、今日、じゃんけんで負けちゃった子も、おばちゃんたちがまた来ることもあるし、図書館に行けば、毎月、お話の会があるから、ろうそく消しにおいでね、土曜日だよ、月に2回あるからね、とフォローの言葉も入れました。

それでもその子の機嫌はなおることはなく、少し、後味のわるい感じが残ってしまって、少々、残念でした。
もっとうまくやる方法があったのかどうか・・・・・・と、その後、しばらく考え込みました。

でも、色々考えたけれど、結局、もっとうまくやる方法はあったかもしれないけれど、間違った対応ではなかったと思い直しました。

わらべうた伝承者の阿部ヤヱさんは、じゃんけんはとても大事な遊びだと、おっしゃっています。

勝つことも負けることもある。
ふだん、大人や自分より大きい子を負かすなんてことは、なかなか考えられませんが、じゃんけんなら、どんな小さい子でも、弱い子でも、勝つチャンスがある。

子どものうちに、勝たせること、負けさせること、どちらも大事。
人生には、どんなときもある。
たとえ、負け続けたとしても、それを受け入れて、くさらずに、たんたんと時を重ねていけば、勝つ時もまたやってくる。
負けたから怒る、鬼になったからやめる、それでは、遊びは成り立ちません。
人生、自分が負けたと思った瞬間に、ほんとうに負けてしまいます。

生きていく上では、勝ち負けよりも、勝った時、負けた時のふるまい方が大事です。それも、小さい頃から繰り返して、小さな勝ち負け体験を積み重ねながら、子どもたちは学びます。
じゃんけんをはじめとした伝承の遊びを重ねる中で、子どもたちは勝つ作法、負ける作法をも体得していくのです。


人を育てる唄―遠野のわらべ唄の語り伝え人を育てる唄―遠野のわらべ唄の語り伝え
(1998/07)
阿部 ヤヱ

商品詳細を見る


きっと今回のお話会は、あの子にとって、忘れられない体験として、記憶に残っていくでしょう。
あの子も、いつか、思い通りにならなくても、なんとか、のみこんで、自分をふるいたたせる力をつけてくれたらいいなと思います。

あの子が、リベンジのつもりで、図書館のおはなし会にろうそくを消しにきてくれたらいいな。
そのとき、ろうそくを消すことができても、あるいは、小さな子たちに譲らなくてはならなくなったとしても、きっと一つのステップを乗り越えることになる。そんな気がします。
図書館に来てくれますように・・・・・・。




関連記事

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お話ローソクの会、小学校へ

香芝お話ローソクの会で、小学校へお話をお届けしに行ってまいりました。

今回は2年生。

プログラム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

絵本    はっぱじゃないよぼくがいる  (姉崎一馬,アリス館)
おはなし  だれがいちばんにいさんか  (『子どもに語るモンゴルの昔話』蓮見治雄/平田 美恵子,こぐま社)
絵本    たねのはなし   (ダイアナ・アストン/シルビア・ロング,ほるぷ出版)
おはなし  クルミわりのケイト   (『おはなしのろうそく10』東京子ども図書館)
絵本    魔女ひとり   (ローラ・ルーク/S.D.シンドラー,小峰書店)

おまけに
絵本    くるくるくるみ  (松岡 達英,そうえん社,2007)
絵本    木の実とともだち  (下田 智美,偕成社.1996)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9月に図書館のおはなし会を担当したので、そのときのプログラムにアレンジをしました。
だって、そんなに次々と、新しいことはできませんもの……(苦笑)。

お話は次の2冊の本から。

子どもに語るモンゴルの昔話子どもに語るモンゴルの昔話
(2004/11)
平田 美恵子

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だめといわれてひっこむな (愛蔵版おはなしのろうそく (5))だめといわれてひっこむな (愛蔵版おはなしのろうそく (5))
(2001/09)
東京子ども図書館

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「くるみわりのケイト」と、「だれがいちばんにいさんか」(モンゴルの昔話)のお話については、前にも書いたので、そちらの記事もどうぞ。
関連記事→「くるみわりのケイト」について 「香芝市民図書館おはなし会2」
関連記事→「だれがいちばんにいさんか」について 「おはなし会」



では、絵本ならべ、いきま~す。

はっぱじゃないよぼくがいる (森をあるけば)はっぱじゃないよぼくがいる (森をあるけば)
(2006/09)
姉崎 一馬

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はっぱをよ~くみると、小さな虫食い穴が・・・・・・。ん?なんだか顔に見えてくる?はっぱたちの豊かな表情をとらえた写真に、言葉をそえて。



たねのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのちたねのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち
(2008/03)
ダイアナ アストン

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たねははずかしがりや、たねはたびびと、たねはくふうする、たねはかしこい・・・・・・そして、めをさます!
たねの多種多様な形や色、たねの性質などに注目。簡潔な言葉と迫力のある絵でたねに迫ります。大きく描かれた一つひとつのたねが写実的なのに愛嬌たっっぷりに見えてくるから不思議。カラフルで目にも楽しい!



木の実とともだち―みつける・たべる・つくる木の実とともだち―みつける・たべる・つくる
(1996/10)
松岡 達英、下田 智美 他

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様々な木の実、果実の美しく細やかな絵が美しく見ごたえあり。
動物たちが木の実について教えてくれます。木の実で作るおもちゃや、おいしいものもたくさん。秋の収穫の季節に。


くるくるくるみ (そうえん社・日本のえほん)くるくるくるみ (そうえん社・日本のえほん)
(2007/09)
松岡 達英

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魔女ひとり (魔女のえほん)魔女ひとり (魔女のえほん)
(2004/10)
ローラ ルーク

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数え唄にのせて、調子よく、とんとんと、1から10まで、折り返して10から1まで進んでいきますが、その絵は、もう、面白くて、気持ち悪い!でも、美しい。魔女のほかに、がいこつ、ミイラ、ふくろうにこうもり、気味の悪いものてんこもり。



ところで、全部で5クラスだったので、5人でうかがいました。
ほかのメンバーのプログラムには・・・・・・

風の神と子ども   (『子どもに語る日本の昔話Ⅰ』稲田和子/筒井 悦子,こぐま社)
おいしいおかゆ   (『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館)
犬と猫とうろこ玉   (『おはなしのろうそく15』東京子ども図書館)
ルンぺルシュティルツヘン   (『子どもに語るグリムの童話1』グリム,こぐま社)
うまかたやまんば   (『うまかたやまんば』おざわとしお,福音館書店)
びんぼうこびと   (『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館)
さんまいのおふだ   (『おはなしのろうそく5』東京子ども図書館)

・・・・・・こ~んなお話が並んでいました。・・・・・・う~ん。素敵!
わたしも聞きたいなぁ、わたしも覚えたいなぁ・・・・・・と思うお話がた~くさん!!

その人ならではの得意なレパートリーがあるし、ほんとうにたくさんのお話を自分のものにしていらっしゃって、わたしも年季を重ねて、あんな風になりたいなぁ・・・・・・と。
なかには30年選手という方も!!
語りにおいても、人生においても、達人!です。素晴らしい先輩方に恵まれて、わたしはひたすら、あとをついていくのみ!

さて。2年生のわたしが担当したクラスは、ほんとうに元気な子たちばかり。
ろうそくを取り出せば、あぶない、とか、水かけよ、とか、ああだ、こうだ、ああだ、こうだ・・・・・・、
絵本をとりだしたら、とりだしたで、また、ひとさわぎ。
絵本にも、しっかり、元気に突っ込みをいれてくれて・・・・・・とっても面白かったです。

ところが、お話の力というのはほんとうに偉大なもので・・・・・。
お話を語るだんになると、ほんとうにお話にひきこまれた様子で、まったく、無言。静かに真剣に聞いてくれました。
この集中力は一体なんなんでしょう?!
毎度のことながら、ほんとうに不思議!

静かに聞いているからといって、雄弁でないかというと、とんでもない。
聞いているときの、子どもたちの表情がまた、もう、ほんとうに豊かで雄弁でした。
もう、かわいくて、面白くて。

お話にしっかりついてきてくれているなぁというのが、手に取るようにわかる。
言葉がたくさん出る子たちは、表情もやっぱり豊かな気がします。
眉根を寄せたり、深刻な顔をしたり、ほっと笑ったり、えっと驚いたり、なんだか腑におちないなぁという顔もあれば、次はこうなるぞと期待の表情あり・・・・・・ほんとうに見事でした。

こういう子どもたちとの綱引き、その場の空気とのかけひき・・・・・・が、ストーリーテリングの醍醐味です。
絵本ではこうはいきません。
言葉のやりとりは生まれるのにね、どうしてかしら。
絵本とお話の違いについても、体験を重ねて、ますます、考えを巡らせることがふえました。

奥が深い・・・・・・。


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巖谷小波研究の現在

講演会・シンポジウムのお知らせ

巖谷小波研究の現在
~没後80年、児童文学研究の可能性を考える


日時
平成25年11月10日(日)13:00~16:00

会場
広島経済大学6号館

参加費 1,000円 (申し込み不要)

第一部 講演 「巖谷小波について 人とメルヘン」
講師 巖谷國士(明治学院大学名誉教授)

第二部 シンポジウム
<登壇者>
 金 成研 (久留島武彦研究所所長)
 中川 理恵子 (白百合女子大学 非常勤)
 勝尾 金弥 (愛知県立大学名誉教授)
 藤本 芳則 (大谷大学短期大学部)
 
 助言 巖谷國士 (明治学院大学名誉教授)
 コーディネーター 土居 安子 (大阪国際児童文学振興財団)


日本児童文学学会第52回研究大会のプログラムですが、どなたでもご参加いただけます。


主催 日本児童文学学会 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団

後援 広島市立中央図書館 広島市こども図書館

お問い合わせ:一般財団法人大阪国際児童文学財団
tel 06-6744-0581 fax 06-6744-0582


日本昔噺 (東洋文庫)日本昔噺 (東洋文庫)
(2001/08)
巌谷 小波、上田 信道 他

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こがね丸こがね丸
(2012/10/03)
巌谷 小波

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巌谷小波お伽作家への道―日記を手がかりに巌谷小波お伽作家への道―日記を手がかりに
(2000/11)
勝尾 金弥

商品詳細を見る


巌谷小波日記〈自明治二十年至明治二十七年〉翻刻と研究 (白百合児童文化研究センター叢書)巌谷小波日記〈自明治二十年至明治二十七年〉翻刻と研究 (白百合児童文化研究センター叢書)
(1998/03)
巌谷 小波、桑原 三郎 他

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〈遊ぶ〉シュルレアリスム (コロナ・ブックス)〈遊ぶ〉シュルレアリスム (コロナ・ブックス)
(2013/04/26)
巖谷 國士

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シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫)シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫)
(2002/03)
巖谷 國士

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子どもたちへ 本を届けよう 子どもたちへ 本を届けよう 2013年10月

子どもたちへ 本を届けよう

西日本から 子どもたちへ本を届けよう ネットワーク

えほん展いろいろ

またまた、楽しいお知らせをいただきましたので、ご紹介します!

えほん展いろいろ

平成25年
11月21日(木)~25日(月)
入場無料

おもしろくて楽しくて
元気になる
絵本がいっぱい

お気に入りの絵本がどれだけみつかるかな?


1,000冊以上の絵本をすべて表紙をみせて展示します。
ご家族で、お友達と、お誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください。

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チラシPDF版 ウラ



大阪市子育ていろいろ相談センター
〒530-0041
大阪府大阪市北区天神橋6丁目4番20号
TEL06-6354-0106
ホームページ 大阪子育ていろいろ相談センター http://www.osaka-kosodate.net


わたしも期間中に足を運びたい……と思い続けて、早や……、ちと、大げさに過ぎました(笑)。
なかなか行けなくて、残念です。今年はどうなるでしょうか……。

関連して、村中李衣さんのご講演『絵本がいてくれるから~子どもとものがたりの不思議な関係~』も11月10日に開催されますが、こちらは、申し込みが締め切られたようです。

あら~、残念……と思った方は、奈良県香芝市で12月に開催される講座がありますので、要チェック!!!です。



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11月の読書会のお知らせ

月一回、ゆるりと本を読みあい、感想を話し合う読書会をひらいています。

そういえば、しばらくご案内をしていなかった……と気づいて、これまでの報告と、11月のご案内を……。

8月はおやすみ……。
9月は、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産登録にむけて動き出し、また、竹内街道・横大道(難波から飛鳥へ日本最古の官道)1400年にちなんだイベントなどもあることから、日本の古代の歴史について学ぶ第一弾でした。

図書館でも、関連の行事を……、なかでも子どもにも分かり楽しめる講座も……ということで、勉強を重ねて企画中の司書さんから、様々な資料の提供があり、楽しく、学ぶことができました。

地域のお宝を子どもに伝える、すなわち文化の伝承。
図書館は、文化を蓄積し、伝承する最も重要で身近な施設だと思います。地域の図書館は必ず郷土資料を多数所蔵しています。でも、子ども向けとなると……?
なかなか難しいのが実情ではないでしょうか。

ということで、子どもを意識して資料を見直し、子どもに供するという視点で資料を整理し直す機会は、必要ですよね。

実際に、どのようなイベント、講座に結実するのか、楽しみです。

そして、わたしたちも、もっともっと、歴史を知りたいなと感じました。

10月は、昔話とメディアについて考えるというテーマでした。
様々なおはなしの本、絵本の本を持ち寄り、同じお話を題材にした複数の絵本を見て、それぞれの違いを楽しみ、子どもに提供するなら、どれがいいとか、自分はどれが好きとか、楽しみながら、意見の交換をしました。
知らなかった絵本とも出会えたし、比較対象する材料、ものさしを持つための、よい頭の体操になりました。

やはり、素材を、対象を、たくさん知る、より深く知るということがまず第一ですね。

で、11月は、第二弾!!です。

今度は、古墳や竹之内街道などの関連で、日本の古代の時代を扱った児童文学を読んでみよう!

ということで、まぁ、なんでもよいのですが、個人的には、土地柄、荻原規子の『白鳥異伝』ははずせないかな……、とか、上橋菜穂子の『月の森にカミよ眠れ』はやっぱり読まないと、とか、久々に『月神の統べる森で』などを読み返してみようかな、などと、あれこれ、考えています。

この時期は、少々、忙しくて……。
なかなか読めないかもしれませんが、読書の秋、読書意欲をかなり刺激されるテーマではあります。楽しみ。



白鳥異伝白鳥異伝
(1996/07)
荻原 規子

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月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)
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上橋 菜穂子

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月神の統べる森で月神の統べる森で
(1998/12/16)
たつみや 章

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小学校のお話会で・・・ろうそくは誰が消す?

先日、小学校を訪れて、2年生のクラスでお話会をしました。

そのときのプログラムや子どもたちの様子はこちらの記事で。
関連記事→お話ローソクの会、小学校へ

ところで、おはなし会では、ろうそくを使うことが多いですよね。

ろうそくに灯がともると、ここはおはなしの部屋になりますといって、ろうそくに火をともし・・・・・・。
最後に、お願いごとをして、ろうそくの火を消しておしまいとなるわけですが・・・・・・。

みなさん、ろうそくを消す子をどうやって決めていますか?

小さい子が多ければ、語り手が消すこともありますが、子どもたちに消してもらう場合は、お誕生日やお誕生月とか、消したい子に手をあげてもらって・・・、とか、小さい子優先とか・・・・・・。
たぶん、そんなところが多いかな?
わたしも、その都度、色々考え、その場の流れに合わせて、これまでは大過なくやってきました。

ところが、先日は、元気がよくて、わいわいとうるさい(笑)クラス(ほめてますよ、念のため)だったので、案の定、これから、ろうそくを・・・・・・と言いかけたところで、われもわれもと手がたくさんあがってしまいました。

元気なのはいいけど、聞く姿勢、待つ姿勢、考える姿勢ももう少しあるといいのにね(笑)。
こういうところで、日々の教室の雰囲気とか、先生との関係とかが、見えるから、面白いんですよね。

わいわい言いだした子どもたちのなかで、一人の子がじゃんけんで決めたらと言ってくれました。
ちょっと人数多すぎるかなと思ったので、子どもの発言を受けて、みんなにじゃんけんで決めようかと提案。
わたしⅤS消したい子ども全員でじゃんけんをしました。

ところが、途中で負けちゃった女の子が一人、ふくれっつらになったかと思うと、涙目になって、不服だ、納得がいかないとアピールしはじめちゃったのです。

これまでも、様々な年齢の子どもと一緒にろうそくの点火、消火を楽しんできたのですが、ここまで、怒ったり、泣いたりした子は初めてでした。
でも、心を鬼にして、その子を特別扱いすることはせず、そのまま進めていきました。
ただし、その子にはちゃんと理解してほしかったので、そのあとは、その子の目をしっかり見て、話をしました。

最後には、今日、じゃんけんで負けちゃった子も、おばちゃんたちがまた来ることもあるし、図書館に行けば、毎月、お話の会があるから、ろうそく消しにおいでね、土曜日だよ、月に2回あるからね、とフォローの言葉も入れました。

それでもその子の機嫌はなおることはなく、少し、後味のわるい感じが残ってしまって、少々、残念でした。
もっとうまくやる方法があったのかどうか・・・・・・と、その後、しばらく考え込みました。

でも、色々考えたけれど、結局、もっとうまくやる方法はあったかもしれないけれど、間違った対応ではなかったと思い直しました。

わらべうた伝承者の阿部ヤヱさんは、じゃんけんはとても大事な遊びだと、おっしゃっています。

勝つことも負けることもある。
ふだん、大人や自分より大きい子を負かすなんてことは、なかなか考えられませんが、じゃんけんなら、どんな小さい子でも、弱い子でも、勝つチャンスがある。

子どものうちに、勝たせること、負けさせること、どちらも大事。
人生には、どんなときもある。
たとえ、負け続けたとしても、それを受け入れて、くさらずに、たんたんと時を重ねていけば、勝つ時もまたやってくる。
負けたから怒る、鬼になったからやめる、それでは、遊びは成り立ちません。
人生、自分が負けたと思った瞬間に、ほんとうに負けてしまいます。

生きていく上では、勝ち負けよりも、勝った時、負けた時のふるまい方が大事です。それも、小さい頃から繰り返して、小さな勝ち負け体験を積み重ねながら、子どもたちは学びます。
じゃんけんをはじめとした伝承の遊びを重ねる中で、子どもたちは勝つ作法、負ける作法をも体得していくのです。


人を育てる唄―遠野のわらべ唄の語り伝え人を育てる唄―遠野のわらべ唄の語り伝え
(1998/07)
阿部 ヤヱ

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きっと今回のお話会は、あの子にとって、忘れられない体験として、記憶に残っていくでしょう。
あの子も、いつか、思い通りにならなくても、なんとか、のみこんで、自分をふるいたたせる力をつけてくれたらいいなと思います。

あの子が、リベンジのつもりで、図書館のおはなし会にろうそくを消しにきてくれたらいいな。
そのとき、ろうそくを消すことができても、あるいは、小さな子たちに譲らなくてはならなくなったとしても、きっと一つのステップを乗り越えることになる。そんな気がします。
図書館に来てくれますように・・・・・・。




関連記事

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お話ローソクの会、小学校へ

香芝お話ローソクの会で、小学校へお話をお届けしに行ってまいりました。

今回は2年生。

プログラム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

絵本    はっぱじゃないよぼくがいる  (姉崎一馬,アリス館)
おはなし  だれがいちばんにいさんか  (『子どもに語るモンゴルの昔話』蓮見治雄/平田 美恵子,こぐま社)
絵本    たねのはなし   (ダイアナ・アストン/シルビア・ロング,ほるぷ出版)
おはなし  クルミわりのケイト   (『おはなしのろうそく10』東京子ども図書館)
絵本    魔女ひとり   (ローラ・ルーク/S.D.シンドラー,小峰書店)

おまけに
絵本    くるくるくるみ  (松岡 達英,そうえん社,2007)
絵本    木の実とともだち  (下田 智美,偕成社.1996)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9月に図書館のおはなし会を担当したので、そのときのプログラムにアレンジをしました。
だって、そんなに次々と、新しいことはできませんもの……(苦笑)。

お話は次の2冊の本から。

子どもに語るモンゴルの昔話子どもに語るモンゴルの昔話
(2004/11)
平田 美恵子

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東京子ども図書館

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「くるみわりのケイト」と、「だれがいちばんにいさんか」(モンゴルの昔話)のお話については、前にも書いたので、そちらの記事もどうぞ。
関連記事→「くるみわりのケイト」について 「香芝市民図書館おはなし会2」
関連記事→「だれがいちばんにいさんか」について 「おはなし会」



では、絵本ならべ、いきま~す。

はっぱじゃないよぼくがいる (森をあるけば)はっぱじゃないよぼくがいる (森をあるけば)
(2006/09)
姉崎 一馬

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はっぱをよ~くみると、小さな虫食い穴が・・・・・・。ん?なんだか顔に見えてくる?はっぱたちの豊かな表情をとらえた写真に、言葉をそえて。



たねのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのちたねのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち
(2008/03)
ダイアナ アストン

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たねははずかしがりや、たねはたびびと、たねはくふうする、たねはかしこい・・・・・・そして、めをさます!
たねの多種多様な形や色、たねの性質などに注目。簡潔な言葉と迫力のある絵でたねに迫ります。大きく描かれた一つひとつのたねが写実的なのに愛嬌たっっぷりに見えてくるから不思議。カラフルで目にも楽しい!



木の実とともだち―みつける・たべる・つくる木の実とともだち―みつける・たべる・つくる
(1996/10)
松岡 達英、下田 智美 他

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様々な木の実、果実の美しく細やかな絵が美しく見ごたえあり。
動物たちが木の実について教えてくれます。木の実で作るおもちゃや、おいしいものもたくさん。秋の収穫の季節に。


くるくるくるみ (そうえん社・日本のえほん)くるくるくるみ (そうえん社・日本のえほん)
(2007/09)
松岡 達英

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魔女ひとり (魔女のえほん)魔女ひとり (魔女のえほん)
(2004/10)
ローラ ルーク

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数え唄にのせて、調子よく、とんとんと、1から10まで、折り返して10から1まで進んでいきますが、その絵は、もう、面白くて、気持ち悪い!でも、美しい。魔女のほかに、がいこつ、ミイラ、ふくろうにこうもり、気味の悪いものてんこもり。



ところで、全部で5クラスだったので、5人でうかがいました。
ほかのメンバーのプログラムには・・・・・・

風の神と子ども   (『子どもに語る日本の昔話Ⅰ』稲田和子/筒井 悦子,こぐま社)
おいしいおかゆ   (『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館)
犬と猫とうろこ玉   (『おはなしのろうそく15』東京子ども図書館)
ルンぺルシュティルツヘン   (『子どもに語るグリムの童話1』グリム,こぐま社)
うまかたやまんば   (『うまかたやまんば』おざわとしお,福音館書店)
びんぼうこびと   (『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館)
さんまいのおふだ   (『おはなしのろうそく5』東京子ども図書館)

・・・・・・こ~んなお話が並んでいました。・・・・・・う~ん。素敵!
わたしも聞きたいなぁ、わたしも覚えたいなぁ・・・・・・と思うお話がた~くさん!!

その人ならではの得意なレパートリーがあるし、ほんとうにたくさんのお話を自分のものにしていらっしゃって、わたしも年季を重ねて、あんな風になりたいなぁ・・・・・・と。
なかには30年選手という方も!!
語りにおいても、人生においても、達人!です。素晴らしい先輩方に恵まれて、わたしはひたすら、あとをついていくのみ!

さて。2年生のわたしが担当したクラスは、ほんとうに元気な子たちばかり。
ろうそくを取り出せば、あぶない、とか、水かけよ、とか、ああだ、こうだ、ああだ、こうだ・・・・・・、
絵本をとりだしたら、とりだしたで、また、ひとさわぎ。
絵本にも、しっかり、元気に突っ込みをいれてくれて・・・・・・とっても面白かったです。

ところが、お話の力というのはほんとうに偉大なもので・・・・・。
お話を語るだんになると、ほんとうにお話にひきこまれた様子で、まったく、無言。静かに真剣に聞いてくれました。
この集中力は一体なんなんでしょう?!
毎度のことながら、ほんとうに不思議!

静かに聞いているからといって、雄弁でないかというと、とんでもない。
聞いているときの、子どもたちの表情がまた、もう、ほんとうに豊かで雄弁でした。
もう、かわいくて、面白くて。

お話にしっかりついてきてくれているなぁというのが、手に取るようにわかる。
言葉がたくさん出る子たちは、表情もやっぱり豊かな気がします。
眉根を寄せたり、深刻な顔をしたり、ほっと笑ったり、えっと驚いたり、なんだか腑におちないなぁという顔もあれば、次はこうなるぞと期待の表情あり・・・・・・ほんとうに見事でした。

こういう子どもたちとの綱引き、その場の空気とのかけひき・・・・・・が、ストーリーテリングの醍醐味です。
絵本ではこうはいきません。
言葉のやりとりは生まれるのにね、どうしてかしら。
絵本とお話の違いについても、体験を重ねて、ますます、考えを巡らせることがふえました。

奥が深い・・・・・・。


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巖谷小波研究の現在

講演会・シンポジウムのお知らせ

巖谷小波研究の現在
~没後80年、児童文学研究の可能性を考える


日時
平成25年11月10日(日)13:00~16:00

会場
広島経済大学6号館

参加費 1,000円 (申し込み不要)

第一部 講演 「巖谷小波について 人とメルヘン」
講師 巖谷國士(明治学院大学名誉教授)

第二部 シンポジウム
<登壇者>
 金 成研 (久留島武彦研究所所長)
 中川 理恵子 (白百合女子大学 非常勤)
 勝尾 金弥 (愛知県立大学名誉教授)
 藤本 芳則 (大谷大学短期大学部)
 
 助言 巖谷國士 (明治学院大学名誉教授)
 コーディネーター 土居 安子 (大阪国際児童文学振興財団)


日本児童文学学会第52回研究大会のプログラムですが、どなたでもご参加いただけます。


主催 日本児童文学学会 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団

後援 広島市立中央図書館 広島市こども図書館

お問い合わせ:一般財団法人大阪国際児童文学財団
tel 06-6744-0581 fax 06-6744-0582


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勝尾 金弥

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巌谷小波日記〈自明治二十年至明治二十七年〉翻刻と研究 (白百合児童文化研究センター叢書)巌谷小波日記〈自明治二十年至明治二十七年〉翻刻と研究 (白百合児童文化研究センター叢書)
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