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子どもたちへ 本を届けよう

西日本から 子どもたちへ本を届けよう ネットワーク

大人のお話会

このところ、寒が戻ってきていましたが、今日は、うららかな一日でした。
春の足音が聞こえてくるようです。

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お天気にめぐまれて、香芝お話ローソクの会の「大人のお話会」も春らしく、和やかに開催されました。
受付に並んだプログラムも春爛漫。色とりどりに咲きました!

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そして、どん! 表紙を大きく見せちゃいます。
いつもお仲間がかわいらしいプログラムを作って下さいます。
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中味はこちら。
今回も、楽しいお話がたくさん並びましたよ~。
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どれもこれも、面白くて楽しくて。
よく知っているお話も、あまり聞いたことがないお話も
私も語ってみたいなぁと思うお話も色々ありました。

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なじみぶかくてすんなりと聞ける日本の昔話「うさぎとひきのもち争い」、定番の「こすずめのぼうけん」やまどみちおさんの詩もよかったし、「お百姓とエンマさま」、「九百九十九枚の金貨」は、どちらも、次はどうなるの?という興味で、最後まで面白く聞けて笑えるお話でした。

前半は、わりと、かっちり、しっかり、丁寧に語る方が並んでいたので、聴き応えがありました。
正統派というのか、やはりこうでなくっちゃと思わせられる基本に忠実な語りでしたが、その中でも、筋を素直に追っていく語りもあれば、対照を際立たせて劇的な語りもありで、皆さん、ほんとうに素敵でした。

後半は、お話の風合いも、語り手の個性も、とてもバラエティに富んでいて、これまた、とても楽しかく聴かせていただきました。
「カメに負けたウサギ」は、語り手が若い頃に買って持っていた本から選んだお話だそうで、イソップの「ウサギとカメ」の続きのお話……という紹介をして語られました。情景が目に浮かんで、面白く聴けました。子どもたちも喜んで聞きそう。

「兵六ものがたり」は、語りの文体が心地よく、日本語の調べを堪能しました。お話は、妖怪が色々出てきますよ。
「鳥になりたかったこぐまの話」、「こぶとりじい」は、比較的よく語られるお話だと思いますが、それぞれ語り手の味があって、面白く聴かせてもらいました。

大好きな「金の髪」を久々に聞けたのもうれしかったです。私もいつか絶対語ろうと思っているお話です。
ロマンティックな幽霊譚です。
舞台も道具立ても、不気味で、ぞくぞくくる怖さがたまらない。
疾駆する二頭の馬のパタタ、パタタ……、パララ、パララ……のリフレインで、緊迫感が極限まで高められ、それが一気に解放されて、一度聞いたら忘れられない、印象深いお話です。
聞けて良かった~!面白かった~!!

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神村は、今回、お話を新たに覚えるのも、戻してじっくり温めるのも、とても無理・・・・・・と、早急にあきらめてしまい、お話を聞きに行けるだけでもいいか……なんて思っていたのですが。
せっかくなので、以前から、ローソクの会のみなさんにご紹介したいなと思っていた、アメージング・グレイス(Amazing Grace)のアイヌ語ヴァージョンと琉球語ヴァージョンを紹介しました。

アイヌ語は熊谷たみ子さんが最近Liveで歌われているもので、「カムイ レン カイネ」というタイトルでLive 録音のCDも出ています。
琉球語ヴァージョンは、古謝美佐子さんの「廻る命」というアルバムに収録されているものです。

人前で歌うのはおよそ20年ぶり? 練習もリハーサルもなくぶっつけで、一人で歌うのなんて初めてのことで、緊張してしまい、めっちゃくちゃでしたけど、じっと聞き入って下さったり、唱和して下さったり、お話会ならではのあたたかい雰囲気を感じながら歌わせてもらいました。

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語り手さんが奈良県内各地から来て下さり、例年になく、多くの来場者に恵まれました。
30名ほどのお客様がいらして下さったようです。ありがとうございました。


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大人のためのおはなし会

香芝市お話ローソクの会
大人のためのおはなし会

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

香芝お話ローソクの会のメンバーによる、大人のためのお話会を開催します。
みなさまのご来場をお待ちしています。

日時:平成27年3月17日(火) 午前10時から12時

場所:ふたかみ文化センター2階 和室

★プログラム
 鳥になりたかったこぐまの話
 とっくりじさ
 こすずめのぼうけん
 九百九十九枚の金貨
 かめにまけたうさぎ
 金の髪
   ・・・・・・ほか (予定・順不同)

協力・問合せ先:香芝市民図書館 0745-77-1600

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だそうです。

今回は忙しくて無理かも……。
なんて思っていたのですが、忙しいからこそ、時々、こういう時間を作らないと、がんばれない気がする……。

そんなわけで、語るのは無理でも、体が動けば聞きに行かせていただこうと思っています。
こういう時だけ聞きに行き、何も用意していかないのも申し訳ないので、何か小ネタがあれば……と思い始めて、自らハードルを上げそうになっています(苦笑)。

たくさんのお話を聞けるチャンスです。ご興味おありの方ぜひご参加を。



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2月読書会 フランバーズ屋敷の人々

ブログの更新があまりできなくてすみません。

関屋で開催している読書会では、1月に新年会をしまして、2月に定例の読書会をひらきました。
予告していた通り「フランバーズ屋敷の人々」シリーズを取り上げました。


フランバーズ屋敷の人びと〈1〉愛の旅だち (岩波少年文庫)フランバーズ屋敷の人びと〈1〉愛の旅だち (岩波少年文庫)
(2009/09/16)
K.M. ペイトン

商品詳細を見る


前半面白くて、ぐいぐい引き込まれて読んだという方が多かったのですが、後半になると…・・・。
読者の要望もあって書き継がれた経緯もあるのですが、2巻まででやめておいた方がよかったのでは……という率直な意見が出ました。

朝の連ドラや韓国ドラマのような女の一生ものなので、読みやすいことは確かですし、物語にひきこまれて、先へ先へと読み進めてしまうストーリーテリングはさすが!なのですが……。
女性の生き方としては、今の時代の若い世代には理解しにくいのではないか、今の若い世代にぜひに、とは、すすめにくいという感じで、最後はなんとなくまとまりました。

あ、そうそう、忘れてはならないのは、この作品に出てくる、「馬」、「自動車」、「飛行機」に関するエピソード。
馬の世話や飛行機整備、乗馬シーンや飛行機の滑走、飛行シーンなどがたくさん出てきますが、細部まで正確で臨場感があり、スリルも高揚感もありありと伝わってきて素晴らしく、読んでいて、とにかく、わくわくします。
作者が実体験を元にして、作者自身の感動を言葉で再現していることが感じられます。
読書会のメンバーに乗馬経験のある方がいらっしゃるのですが、その方も、太鼓判!でしたよ。

カントリーサイドのお屋敷ものといえば、イギリス小説の王道をいく設定ですし、いとこ同士のガール・ミーツ・ボーイものというのも児童文学では伝統的といってもよい設定。田園愛もイギリス児童文学に常に流れている感情ではないでしょうか……。この作品を読んでいると、あれこれの児童文学作品や大人むけのイギリス小説が連想されます。

良くも悪くも、新世代と旧世代、新世界と旧世界、昔ながらの暮らしと時代の流れ、その間に生じる葛藤というのはイギリス文学の一大テーマ。
イギリス文学の伝統にしっかりと根ざしている作品なのだなぁと改めて感じました。

しかし、そこに批評的視点が欠けているようで、作者の立ち位置を測りかねてしまうあたりが、今の若い世代にぜひにとすすめるほどでもないという評価に落ち着いた所以かと。
この作品は、優れた児童文学作品をリストアップしたブックガイドなどにもよく掲載されており、やはり一度は読んでおくべきということで、今回とりあげたわけですが、いつまでも重要作品としてすすめ続けていいものか……というところにまで話が及びました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて、長らく、関屋キャンパスで開催してきた読書会ですが、大学のキャンパス統合が決まり、関屋キャンパスで開催するのは今回が最後となってしまいました。

移転の作業などが立て込んでいまして、しばらくは、読書会はお休みとさせてもらいます。

ですが、参加して下さっていた皆さん、ありがたいことに、ぜひ再開をと言って下さっているので、近いうちに、なんらかの形で再開したいと考えています。

それまでしばし、お待ちくださいね。


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子どもたちへ 本を届けよう 子どもたちへ 本を届けよう 2015年03月

子どもたちへ 本を届けよう

西日本から 子どもたちへ本を届けよう ネットワーク

大人のお話会

このところ、寒が戻ってきていましたが、今日は、うららかな一日でした。
春の足音が聞こえてくるようです。

DSC_0953_convert_20150317170312.jpg

お天気にめぐまれて、香芝お話ローソクの会の「大人のお話会」も春らしく、和やかに開催されました。
受付に並んだプログラムも春爛漫。色とりどりに咲きました!

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そして、どん! 表紙を大きく見せちゃいます。
いつもお仲間がかわいらしいプログラムを作って下さいます。
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中味はこちら。
今回も、楽しいお話がたくさん並びましたよ~。
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どれもこれも、面白くて楽しくて。
よく知っているお話も、あまり聞いたことがないお話も
私も語ってみたいなぁと思うお話も色々ありました。

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なじみぶかくてすんなりと聞ける日本の昔話「うさぎとひきのもち争い」、定番の「こすずめのぼうけん」やまどみちおさんの詩もよかったし、「お百姓とエンマさま」、「九百九十九枚の金貨」は、どちらも、次はどうなるの?という興味で、最後まで面白く聞けて笑えるお話でした。

前半は、わりと、かっちり、しっかり、丁寧に語る方が並んでいたので、聴き応えがありました。
正統派というのか、やはりこうでなくっちゃと思わせられる基本に忠実な語りでしたが、その中でも、筋を素直に追っていく語りもあれば、対照を際立たせて劇的な語りもありで、皆さん、ほんとうに素敵でした。

後半は、お話の風合いも、語り手の個性も、とてもバラエティに富んでいて、これまた、とても楽しかく聴かせていただきました。
「カメに負けたウサギ」は、語り手が若い頃に買って持っていた本から選んだお話だそうで、イソップの「ウサギとカメ」の続きのお話……という紹介をして語られました。情景が目に浮かんで、面白く聴けました。子どもたちも喜んで聞きそう。

「兵六ものがたり」は、語りの文体が心地よく、日本語の調べを堪能しました。お話は、妖怪が色々出てきますよ。
「鳥になりたかったこぐまの話」、「こぶとりじい」は、比較的よく語られるお話だと思いますが、それぞれ語り手の味があって、面白く聴かせてもらいました。

大好きな「金の髪」を久々に聞けたのもうれしかったです。私もいつか絶対語ろうと思っているお話です。
ロマンティックな幽霊譚です。
舞台も道具立ても、不気味で、ぞくぞくくる怖さがたまらない。
疾駆する二頭の馬のパタタ、パタタ……、パララ、パララ……のリフレインで、緊迫感が極限まで高められ、それが一気に解放されて、一度聞いたら忘れられない、印象深いお話です。
聞けて良かった~!面白かった~!!

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神村は、今回、お話を新たに覚えるのも、戻してじっくり温めるのも、とても無理・・・・・・と、早急にあきらめてしまい、お話を聞きに行けるだけでもいいか……なんて思っていたのですが。
せっかくなので、以前から、ローソクの会のみなさんにご紹介したいなと思っていた、アメージング・グレイス(Amazing Grace)のアイヌ語ヴァージョンと琉球語ヴァージョンを紹介しました。

アイヌ語は熊谷たみ子さんが最近Liveで歌われているもので、「カムイ レン カイネ」というタイトルでLive 録音のCDも出ています。
琉球語ヴァージョンは、古謝美佐子さんの「廻る命」というアルバムに収録されているものです。

人前で歌うのはおよそ20年ぶり? 練習もリハーサルもなくぶっつけで、一人で歌うのなんて初めてのことで、緊張してしまい、めっちゃくちゃでしたけど、じっと聞き入って下さったり、唱和して下さったり、お話会ならではのあたたかい雰囲気を感じながら歌わせてもらいました。

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語り手さんが奈良県内各地から来て下さり、例年になく、多くの来場者に恵まれました。
30名ほどのお客様がいらして下さったようです。ありがとうございました。


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大人のためのおはなし会

香芝市お話ローソクの会
大人のためのおはなし会

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香芝お話ローソクの会のメンバーによる、大人のためのお話会を開催します。
みなさまのご来場をお待ちしています。

日時:平成27年3月17日(火) 午前10時から12時

場所:ふたかみ文化センター2階 和室

★プログラム
 鳥になりたかったこぐまの話
 とっくりじさ
 こすずめのぼうけん
 九百九十九枚の金貨
 かめにまけたうさぎ
 金の髪
   ・・・・・・ほか (予定・順不同)

協力・問合せ先:香芝市民図書館 0745-77-1600

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だそうです。

今回は忙しくて無理かも……。
なんて思っていたのですが、忙しいからこそ、時々、こういう時間を作らないと、がんばれない気がする……。

そんなわけで、語るのは無理でも、体が動けば聞きに行かせていただこうと思っています。
こういう時だけ聞きに行き、何も用意していかないのも申し訳ないので、何か小ネタがあれば……と思い始めて、自らハードルを上げそうになっています(苦笑)。

たくさんのお話を聞けるチャンスです。ご興味おありの方ぜひご参加を。



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2月読書会 フランバーズ屋敷の人々

ブログの更新があまりできなくてすみません。

関屋で開催している読書会では、1月に新年会をしまして、2月に定例の読書会をひらきました。
予告していた通り「フランバーズ屋敷の人々」シリーズを取り上げました。


フランバーズ屋敷の人びと〈1〉愛の旅だち (岩波少年文庫)フランバーズ屋敷の人びと〈1〉愛の旅だち (岩波少年文庫)
(2009/09/16)
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前半面白くて、ぐいぐい引き込まれて読んだという方が多かったのですが、後半になると…・・・。
読者の要望もあって書き継がれた経緯もあるのですが、2巻まででやめておいた方がよかったのでは……という率直な意見が出ました。

朝の連ドラや韓国ドラマのような女の一生ものなので、読みやすいことは確かですし、物語にひきこまれて、先へ先へと読み進めてしまうストーリーテリングはさすが!なのですが……。
女性の生き方としては、今の時代の若い世代には理解しにくいのではないか、今の若い世代にぜひに、とは、すすめにくいという感じで、最後はなんとなくまとまりました。

あ、そうそう、忘れてはならないのは、この作品に出てくる、「馬」、「自動車」、「飛行機」に関するエピソード。
馬の世話や飛行機整備、乗馬シーンや飛行機の滑走、飛行シーンなどがたくさん出てきますが、細部まで正確で臨場感があり、スリルも高揚感もありありと伝わってきて素晴らしく、読んでいて、とにかく、わくわくします。
作者が実体験を元にして、作者自身の感動を言葉で再現していることが感じられます。
読書会のメンバーに乗馬経験のある方がいらっしゃるのですが、その方も、太鼓判!でしたよ。

カントリーサイドのお屋敷ものといえば、イギリス小説の王道をいく設定ですし、いとこ同士のガール・ミーツ・ボーイものというのも児童文学では伝統的といってもよい設定。田園愛もイギリス児童文学に常に流れている感情ではないでしょうか……。この作品を読んでいると、あれこれの児童文学作品や大人むけのイギリス小説が連想されます。

良くも悪くも、新世代と旧世代、新世界と旧世界、昔ながらの暮らしと時代の流れ、その間に生じる葛藤というのはイギリス文学の一大テーマ。
イギリス文学の伝統にしっかりと根ざしている作品なのだなぁと改めて感じました。

しかし、そこに批評的視点が欠けているようで、作者の立ち位置を測りかねてしまうあたりが、今の若い世代にぜひにとすすめるほどでもないという評価に落ち着いた所以かと。
この作品は、優れた児童文学作品をリストアップしたブックガイドなどにもよく掲載されており、やはり一度は読んでおくべきということで、今回とりあげたわけですが、いつまでも重要作品としてすすめ続けていいものか……というところにまで話が及びました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて、長らく、関屋キャンパスで開催してきた読書会ですが、大学のキャンパス統合が決まり、関屋キャンパスで開催するのは今回が最後となってしまいました。

移転の作業などが立て込んでいまして、しばらくは、読書会はお休みとさせてもらいます。

ですが、参加して下さっていた皆さん、ありがたいことに、ぜひ再開をと言って下さっているので、近いうちに、なんらかの形で再開したいと考えています。

それまでしばし、お待ちくださいね。


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